今日この頃

昨日、靖国神社の標準木の染井吉野の桜が開花したというニュースがありました。
春到来!という浮き浮きした気持ちに今年はなれないですね。
都会の人が色々な物を買い占めている・・・・・・
被災した人から見れば、なんとも愚かで恥ずかしい行為に写り都会の人が大嫌いになっても止むを得ないと思います。
人間って本当に弱い生き物なのでしょうね。
ですが、私たちは今こそ、人の痛みをわかり自分がとるべき行動を冷静に判断する力が求められる時です。
日々、刻々と伝えられる悲しいニュースに接するたび、このことを繰り返し心に刻む毎日です。
そして、私たちは、毎日私たちを必要としてくれる利用者様にしっかりと寄り添っていくことですね。

震災の日

H23.3/11の訪問看護は、生涯忘れることがないでしょう。
震災当日は、自力でやっと歩行が出来るレベルの利用者様宅に訪問中でした。
本人が臥床している頭上の棚にたくさんの荷物が置かれており、大揺れの中すぐにでも荷物が落ちそうな状況でした。声かけをして何とか自力で起き上がってもらい事なきを得ました。
奥様には、すぐに玄関を開けていただき逃げ場を確保してもらいました。
そこまでは、冷静に対応をしましたが、最後にそのお宅の倒れてきそうな地デジテレビを必死に押さえていました。
訪問看護って、生活の中にあるんだなあとつくづく思いました。

計画停電

3/14から計画停電が始まりました。
当初は、該当地域が分からず混乱もしましたが、今は、地域別の一覧表を事務所内に貼り出し毎朝ミーティングで訪問調整をしています。
計画停電が訪問看護に影響を及ぼすこと
①医療機器を使用している(吸引、酸素など)
②自宅風呂で入浴介助をしている
③高層マンションで10階以上に住んでいる利用者などです。
100名以上の利用者の調整は本当に大変です。
被災者の皆様を思えば計画停電くらい、どうってことないですけれどね。

災害時の訪問看護

あの未曾有の大震災から1週間が経過。広範囲で東北地方の惨状が日々のTV放送から流れ、目にするにつけて被災された皆様の苦痛はいかばかりかと心が痛みます。心よりお見舞い申し上げます。
震災当日は、まさに訪問看護でご家族と共に褥瘡処置を実施中でした。
最初は微動でしたが、どんどん揺れが大きくなって、すぐに処置の手を休めご自宅のドアを開けに行き本人、家族に声かけを行いました。
以外にも、奥様は冷静で処置を続行していました。(後日その話をすると、自分を落ち着けていらしたそうです。本当は怖かったと)
こんな時こそ私たち看護師も冷静に行動をしなければと思いました。

東北地方太平洋沖地震

H23.3月11日、午後2時46分、未曾有の大地震が起きました。
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
当日は、通常通り訪問看護を行っていました。あるスタッフは利用者宅でケア中、あるスタッフは自転車で移動中で本当にびっくりしました。
私は、ちょうど車で訪問を終え事務所ビルの地下2階におりました。ものすごい揺れに見舞われエレベーターはすぐにストップされました。揺れが続く中、6階まで階段を上り事務所に辿りつきまずは室内の点検、特に問題はありませんでした。すぐに次の訪問時間が迫っていたので余震のなか訪問をしました。一人暮らしの障害をもった方で「すごく心細くもうダメかと思った」と私の顔を見て安心されたのが印象的でした。訪問の間には、統括管理者や他在宅部門の管理者からの安否確認のメールが届きケア、連絡とかなり大変でした。
無事に訪問を終了させ、今度はスタッフの安否確認、医療機器を装着している方、独居の方トリアージをしておいた順番で安否確認をしました。
少しずつ整えた災害時マニュアルが役立ったと思いますが、課題もたくさん見つかりました。
課題は速やかに検討したいと思います。