この時期、各家庭の庭には赤い実のついた植物が・・・皆、同じに見えますが植物図鑑で調べたら、概ね、以下の3種が主流でした。
「センリョウ」
千両(センリョウ)はセンリョウ科センリョウ属の常緑小低木で、葉の緑には鋭いぎざぎざ(鋸歯)があり、身を枝先に上向きにつけるのが特徴のようです。
名前がめでたいということから正月の縁起物とされているそうです。
「マンリョウ」
万両(マンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木で、やはり名前がめでたいということでお正月の縁起物として、盆栽や切り花によく使われるそうです。
こちらはセンリョウと同じく葉縁に鋸歯があるのですが実は下の方に付きます。
「南天」
南天(ナンテン)はメギ科ナンテン属の常緑小低木で、葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)というのが特徴だそうです。
南天(ナンテン)が「難転」(難を転ずる)に通ずる事から正月の縁起物とされています。
利用者様宅に育った南天をお正月用に数枝頂戴しました。