卒業式

先日一人息子の卒業式でした。
あっという間の6年間。ふと、思い出したことがあります。
入学直後のある日、びわの実を買いながら
6歳の息子に問題を出しました。
私 「6個のびわの実を、父さんと母さんと息子くんで分けると一人何個?」
息子「(指折り数えて)・・・2個ずつ!」
私 「正解!
  そこに大好きなお友達〇〇くんがやってきて、僕も食べたいなぁ~と言ってます。
  さぁ、どうやってわける?」
  
  (自分のを1つ分けてあげるのかな?ジャンケンするのかな?
   と思いながら答えを待っていると・・)  
息子「・・・みんなで2個ずつ食べる!」
私 「えっ???全部で6個しかないよ。」
息子「あと2個買ってくればいいよ、だって〇〇くんもみんなも、2個ずつ食べたいでしょう~。」
私 「で、その2個は誰が買うの?」
息子「お母さんに決まってるじゃん(他力本願)。」
12歳になった息子に同じ質問をすると、
息子「6個それぞれを4等分して分ければ、偏りがないんじゃない?(味の)」
どちらの答えも息子らしいなあぁと思います。
変わったところ、変わらないところを実感する、春はそんな季節だなぁと思います。