H23.3/11の訪問看護は、生涯忘れることがないでしょう。
震災当日は、自力でやっと歩行が出来るレベルの利用者様宅に訪問中でした。
本人が臥床している頭上の棚にたくさんの荷物が置かれており、大揺れの中すぐにでも荷物が落ちそうな状況でした。声かけをして何とか自力で起き上がってもらい事なきを得ました。
奥様には、すぐに玄関を開けていただき逃げ場を確保してもらいました。
そこまでは、冷静に対応をしましたが、最後にそのお宅の倒れてきそうな地デジテレビを必死に押さえていました。
訪問看護って、生活の中にあるんだなあとつくづく思いました。