残夏におもうこと

夏の高校野球も終わり、残暑はまだ厳しいものの、今年の長い夏もようやく終盤にさしかかりましたね。訪問の途中でよく通る土手の草は、真夏のある時期一気にぐんぐん背が伸びて、通るたびにカサカサッと足元をなでるのですが、最近はうっすら茶色っぽく秋色になってきてます。そして、夕方からは虫の声。世の中が静かになる時間帯ほどきれいに競って鳴きますね。異常気象と言われる昨今ですが、季節はちゃーんと移っていっていることを感じます。そして、毎日自転車に乗り、そんな季節の風やにおいを五感で感じることができることは、私にとってはこの仕事の醍醐味でもあり、今更ながら有りがたいなあと思っています。